競艇トリセツ

ここでは競艇に関する基本から、様々な情報を掲載しております


競艇(ボートレース)の基礎知識


競艇 ボートレース


  • プロの選手達により、モーターボートで水上のレースを競う公営競技
  • 出走できる数はひとつのレースに6艇まで
  • 全国24の競艇場(ボートレース場)でレースが行われる
  • 1年間365日年中無休、毎日どこかの競艇場でレースが行われている
  • 1会場のレース数は1日12レースまで
  • レース中判別し易いように選手のユニフォームは1号艇から6号艇まで各色分けしている




競艇(ボートレース)のモーターボート


  • 選手が操縦するエンジンを搭載した木造艇
  • 木造艇が(ボート)で、ボートに搭載するエンジンを(モーター)
  • モーターボートを製造してるのはすべてヤマト発動機株式会社
  • 1年周期で新品のモーターボートに入れ替えられる
  • モーターボートは各レース会場の所有物
  • 選手はどのモーター、ボートに乗れるかは前日の抽選(前日検査)にて決まる


モーターボート/ヤマト発動機株式会社
引用:ヤマト発動機株式会社(ボート)
モーターボート/ヤマト発動機株式会社
引用:ヤマト発動機株式会社(モーター)




競艇(ボートレース)のルール


大時計
引用:BOAT RACE 公式サイト


  • スタートは1秒以内にスタートラインを通過しないといけないフライングスタート方式
  • 大時計が0になる前に通過するとフライングとなり失格(F)
  • 大時計が1秒経過後に通過すると出遅れとなり失格(L)
  • コースは左回りに3周して順位を決める ※1周約600m×3周=1,800m




競艇(ボートレース)の的中率


競艇(ボートレース)が他の公営競技(競馬/競輪/オートレース)と比べて的中し易いと言われてるのは、競艇の出走数が少ないことが関係しています
一番配当が高い(3連単)でも、以下の確率で的中する計算となります


内容競艇競馬競輪オートレース
出走数65~1898
3連単(1着2着3着の組み合わせを着順通りに当てる)1/1201/4,8961/5041/336
計算:競艇:6×5×4=120/競馬は最大18頭立てでの計算




競艇(ボートレース)の選手


  • 国土交通省管轄の国家資格所持者
  • 競艇選手になるためには、ボートレーサー養成所で1年の教育・訓練を受けること
  • 国家試験である競艇選手資格検定に合格する必要がある
  • 選手は約1,600人で、その内1割ほどが女性
  • 選手は4つの階級にカテゴライズされる
  • 級別審査は年に2回行われる
  • 選手の収入はレースに出場するだけで日当が支払われる
  • レースで優勝すると多額の賞金が獲得できる


級別定率事故率最低出走回数2連/3連対立・勝率平均年収
A120%0.70以下90回以上2連対立30%以上、3連対立40%以上で
勝率上位の者
3,400万円
A220%0.70以下70回以上2連対立30%以上、3連対立40%以上で
A1級を除く勝率上位の者
1,900万円
B150%0.70以下50回以上勝率2.00以上で、A1級およびA2級を除く
勝率上位の者
1,100万円
B2A1級、A2級、B1級以外の者800万円
引用:BOAT RACE 公式サイト


  • 競艇場がある各都道府県ごとに支部があり、選手はその支部に所属する
  • 基本的に所属する支部は選手が選べる
  • 選手は所属している支部の中でレースをしていく


支部競艇場競艇場競艇場支部競艇場競艇場競艇場
群馬支部桐生埼玉支部戸田
東京支部江戸川江戸川多摩川静岡支部浜名湖
愛知支部蒲郡蒲郡三重支部
福井支部三国京滋支部びわこ
大阪支部住之江兵庫支部尼崎
徳島支部鳴門香川支部まるがめ
岡山支部児島広島支部宮島
山口支部徳山下関福岡支部福岡芦屋若松
佐賀支部からつ長崎支部大村


フネコミ
フネコミ

因みに、競艇選手(ボートレーサー)は法律で舟券を購入することができないようです

選手のご家族は舟券を購入しても法に抵触しませんが、不正が無いか調査が入る事もあるようなので選手自らご家族に自粛するようお願いしてるとか…




競艇(ボートレース)のレース


  • レースには階級(SG、G1、G2、G3、一般戦)がある


グレード年間回数優勝賞金主なレース特徴
SG8回1,700万円~1億円グランプリなど強豪が揃うボートレース界最高峰のレース
G135回前後480万円以上プレミアムG1
周年記念など
原則A1レーサーのみが出場
G28回前後450万円以上秩父宮妃記念杯
モーターボート大賞など
G1に準ずる強豪が揃うレース
G350回前後105万円以上企業杯、オールレディース
マスターズリーグなど
企業協賛レース、イースタンヤング、ウエスタンヤングなど
一般戦毎日74万円以上上記以外のレース地元戦は賞金がやや高い


  • 最も格付けの高いレースはSG(スペシャルグレード)
  • SGはビッグともいわれ、全レーサーの目標でどのレースも舟券が全国で場外発売される


レース名出場資格賞金
ボートレースクラシック前年優勝、グランプリ優出6名
前年のSG・G1・G2優勝者及び
G3以下の優勝回数上位者
3,900万円
ボートレースオールスター前年優勝、グランプリ優出6名
ファン投票上位
3,900万円
グランドチャンピオン前年優勝、グランプリ優出6名
SG優出完走者
SG予選得点上位者
3,300万円
オーシャンカップ前年優勝、グランプリ優出6名
前年のG1・G2優勝戦得点上位者
3,300万円
ボートレースメモリアル前年優勝、グランプリ優出6名
23ボートレース場推薦
及び主催者希望
3,900万円
ボートレースダービー前年優勝、グランプリ優出6名
年間勝率上位者
3,900万円
チャレンジカップ10月末までの獲得賞金上位者3,300万円
グランプリ1月1日~チャレンジカップまでの
獲得賞金上位18名
1億円
グランプリシリーズグランプリ出場選手を除く
1月1日~チャレンジカップまでの
獲得賞金上位者
1,700万円
SGに指定されるレース




競艇(ボートレース)の舟券購入


  1. 全国24箇所にある競艇場で直接買う
  2. 全国のボートレースチケットショップ(BTS)で買う
  3. 電話投票会員となり電話から買う
    • 電話投票会員の新規申込は2019年2月19日をもって受付を終了
  4. インターネット投票会員となりネットから買う


フネコミ
フネコミ

当サイトにある競艇予想サイトは舟券の購入代行はできないので、もしそのような行為を見かけたらモーターボート競走法に抵触するので通報してください汗




競艇(ボートレース)の払戻金


  • 獲得上限額は、所轄官庁の国土交通省により(2,000万円)までとされている
  • 2022年11月に記録した過去最高の払戻金(761,840円)の舟券を3,000円分購入していた場合、獲得金額(22,855,200円)となるが上限は2,000万円とされている為、残りの約285万円はカットされる
  • 競艇場で払戻金を受け取るには「自動払戻機」を使う
  • 他の競艇場で購入した的中舟券も払戻可能
  • 的中舟券の払戻有効期限は購入した翌日より60日間


どこでもはらいおん

他場の舟券の払戻は、
「どこでもはらいおん」マークのある窓口にて実施


フネコミ
フネコミ

選手がフライングや出遅れ、レースが不成立になったときも舟券代は返還されます